南アルプスユネスコエコパークbiosphere reserve
~高い山、深い谷が育む生物と文化の多様性~
2014年6月12日、南アルプスとその麓の地域が、ユネスコエコパークに登録されました。
ユネスコエコパーク(生物圏保存地域)とは
ユネスコエコパーク(生物圏保存地域)とは、豊かな自然環境とその自然と向き合い、受け継がれてきた地域の文化を守りながら、地域社会の発展を目指す国際的な保護地域のことです。
ユネスコエコパークでは、次の3つのことに取り組んでいます。
10の市町村がユネスコエコパークとして結束
南アルプスに関係する10市町村*が「高い山、深い谷が育む生物と文化の多様性」という共通の理念を掲げ結束。
南アルプスの自然環境と文化を共有の財産と位置づけ、優れた自然環境の永続的な保全と持続可能な利活用に共同で取り組むことを通じて、地域間交流を拡大し、自然の恩恵を活かした魅力ある地域づくりを図ることを目指しています。
静岡市域では、南アルプスとその麓の井川地域が登録地域になっています。また、井川地域を含む静岡市の中山間地域は「オクシズ」と呼ばれています。
※静岡県:静岡市、川根本町
山梨県:韮崎市、南アルプス市、北杜市、早川町
長野県:飯田市、伊那市、富士見町、大鹿村
登録面積
総面積 302,474ha(うち、静岡市 48,603ha)
核心地域24,970ha(うち、静岡市 3,051ha)
緩衝地域72,389ha(うち、静岡市 6,171ha)
移行地域205,115ha(うち、静岡市 39,381ha)